一般的に”生命は豊かなもの”として表されるが、 私は腐敗や死などといった側面から「生」を感じようとしている。吹きガラス特有の形や身体のモチーフ、集合体はしばしば不気味なものに見えることがある。しかしガラス本来の輝きおかげでそれらが単純に美しいとも思えることから結果的に最初に述べた”生命は豊かなもの”に回帰すると考えている。ガラスの現象と自らの生命観の間で作品を制作している。